インターンシップの目的など

インターンシップ参加者向けオリエンテーション資料を、本インターンシップ採用サイトに移植したコンテンツです。

インターンシップ参加者がインターンシップで過ごす時間を有意義なものにするために、組織としてどのような事を考えてインターンシップを行っているのか説明します。

今のインターンシップを始めたきっかけ

2017/12頃に社内でインターンシップの話題に合わせてindeed社の話が上がりました。

そこでの話は親戚で数学オリンピック日本代表がindeed社のインターンにフライト込みで招待されて、その人はそのままindeedに入社したとの話でした。

indeedは世界最大級の求人サイトを運営する1万人を超える従業員数が働くグローバル企業ですので、当時として30名ほど規模の開発組織である自分たちとは比べるまでもなく、かつ私たちは札幌ですので同一視はできませんが「社会から必要とされる魅力的なインターンをやりましょうと考え今のインターンシップが始まりました。

それから色々と試行錯誤にして今に至ります。

意識していなかった所ですが、女子数学オリンピックで世界2位の方が長期インターンシップ参加したり留学生や海外有名大学からの長期インターンシップ参加者が増えたりと当初話題に上がったテーマを少しづつ叶えられつつあります。

長期インターンシップ受入および長期インターンシップ実施にあたりのプリンシパル(原則)

社員向け

  • インターンシップ参加者(学生)から見て自分は…

    • エンジニアとして魅力的か?勉強をしているか?

    • 社会人として楽しく仕事をしているか?楽しく仕事を語れるか?

    • 人生の先輩として誇れることがあるか?伝えられることがあるか?

    • 相手の将来の幸せを願えているか?喜びを分かち合えているか?

    • 人を大事にできているだろうか?

実施および参加にあたり

  • 公私の線引き

    • インターンシップ参加中は「学校に所属する学生」であり「会社に所属する大人」です。大人としての立ち振る舞いを求めて下さい。

    • 友達ではありませんので、社員個人がインターンシップ参加者をイベントや飲み会等に連れまわすの禁止です。

    • また子供扱いや年下扱いしないで下さい。

  • 煙草やお酒など嗜好品の押しつけ禁止

    • 当たり前ですが煙草やお酒など嗜好品の押し付けは禁止です。

    • 喫煙者の最も重要なマナーは、煙草を吸わない人に煙草を勧めない事です。

    • 酒好きの最も重要なマナーは、お酒を飲めない人にお酒を勧めない事です。

  • 呼び捨て、君呼び、ニックネームの禁止

    • 短い期間ですが一緒に仕事をする同僚であり、社会人ですので敬意をもって「さん付け」で呼ぶのと敬意をもって接して下さい。

  • 雑務はほどほどに

    • 本人にとって意味があると思える業務を依頼してください

    • 多少の雑務は経験を積む上で悪くないですが、雑務でインターンシップを終えるのは良くないです。

  • 就職を強要しない

    • 就職は本人の意思です。また、新卒選考があり合格率も高いとは言えません。

    • プレッシャーを与えると自由な行動や判断が阻害されます。

  • 業務外活動を押し付けない

    • 慣れない環境でヘトヘトになっている方も多いです。授業や研究で時間が埋まっている方も多いです。

    • 成果に乏しい場合、業務外の時間で勉強して欲しいかも知れませんが押しつけは出来ません。

現在の形でインターンシップを行っている理由

  • 実践型なインターンシップになっている理由

    • 「ここでしか得られないオンリーワンな体験は何だろう?」と考えた結果です。

    • 企業によって行われている業務やビジネスへの考え方が異なります。

    • 企業での業務経験であればオンリーワンな体験を提供できると考え、結果として実践・実務に寄りました。

  • タイムスケジュールが無い理由

    • 最終日の発表などスケジュール軸を試してみた結果、毎回似た内容となり面白味が薄まったため毎回ユニークとする方針にしています。

    • 例えば初日に「最終日に発表があります」と伝えると、最初から最後まで意識が発表会に向いてしまい、発表会のためのインターンシップになってしまいます。

    • インターンシップそのものに集中できるよう、決められたタイムスケジュールは出来るだけ設けないようにしています。

  • フルタイムを前提とした理由

    • 社員と同じ1日の流れを出来る限り共有できるようにするためです。

    • 朝から晩まで、オフィスを1日見るだけで会社や社会について少し理解できる事があると思います。

インターンシップ実施にあたり意識している事

学校の補助的な存在になれる関係を意識しています。

学校には「教育と知識」があります。インターンシップでは「実務経験と社会との繋がり」があります。

150名を超える長期インターンシップ参加者を受け入れてきた中で、学校の「教育と知識」、企業の「実務と社会」がお互いに補いあう関係が見えてきました。

企業・インターンシップ参加者・学校で双方向の関係性を大事にして行きたいと考えています。

インターンシップのメリットと参加者への期待

  • 組織として実施するメリット

    • 学生の考え方、価値観、志向性を取り入れる。

    • 組織の多様性強化。

    • 新卒採用の強化、事前の受け入れ態勢強化。

  • 参加者へ期待すること

    • 自分の価値を発揮して欲しい。

      • 全てを完璧にではなく、得意な領域や成果を出せる点で、自分の価値を発揮して活躍してもらえればと思います。

    • 目標を何か1つ達成して欲しい。

      • たくさんある目的の中で、どれか1つ達成できれば、それは良いインターンシップであったと言えると思います。

    • 会社の魅力を伝えて欲しい。

      • 会社に参加して活動する中で感じた魅力などあれば、友達や同期など知り合いへ伝えてもらえればと思います。

インターンシップ生の受け入れにより、組織の硬直化を予防し、次世代のイノベーションを受け入れる体制構築をスムーズに実現できています。

結果としてですが、私たちの開発組織として長期インターンシップの実施はとても大きな意味を持ちました。