インターンシップのオリエンテーション資料
インターンシップ参加者向けオリエンテーション資料を、本インターンシップ採用サイトに移植したコンテンツです。
インターンシップのオリエンテーション
インターンシップ参加者がインターンシップで過ごす時間を有意義なものにするために、組織としてどのような事を考えてインターンシップを行っているのか説明します。
オリエンテーション資料でのメッセージ
北海道内、日本国内、海外と様々な学校に所属している方々がインターンシップに参加しています。
様々な環境の方とコミュニケーションを取って視野を広げたり、様々な知見や感性に触れたり、世の中の出来事を知るなどして、今後の考え方やキャリアに役に立ててもらればと思います。
また、慣れない環境からインターンシップが始まりますが、社員にインターンシップ経験者も多くいますし、先んじてインターンシップ参加中の方もいます。
心細い感じがあるかも知れませんが、決して1人ではありませんので、色々な方とコミュニケーションを取りながら実りのあるインターンシップとしてもらえればと思います。
長期インターンシップ受入および長期インターンシップ実施にあたりのプリンシパル(原則)
社員向け
インターンシップ参加者(学生)から見て自分は…
エンジニアとして魅力的か?勉強をしているか?
社会人として楽しく仕事をしているか?楽しく仕事を語れるか?
人生の先輩として誇れることがあるか?伝えられることがあるか?
相手の将来の幸せを願えているか?喜びを分かち合えているか?
人を大事にできているだろうか?
実施および参加にあたり
公私の線引き
インターンシップ参加中は「学校に所属する学生」であり「会社に所属する大人」です。大人としての立ち振る舞いを求めて下さい。
友達ではありませんので、社員個人がインターンシップ参加者をイベントや飲み会等に連れまわすの禁止です。
また子供扱いや年下扱いしないで下さい。
煙草やお酒など嗜好品の押しつけ禁止
当たり前ですが煙草やお酒など嗜好品の押し付けは禁止です。
喫煙者の最も重要なマナーは、煙草を吸わない人に煙草を勧めない事です。
酒好きの最も重要なマナーは、お酒を飲めない人にお酒を勧めない事です。
呼び捨て、君呼び、ニックネームの禁止
短い期間ですが一緒に仕事をする同僚であり、社会人ですので敬意をもって「さん付け」で呼ぶのと敬意をもって接して下さい。
雑務はほどほどに
本人にとって意味があると思える業務を依頼してください
多少の雑務は経験を積む上で悪くないですが、雑務でインターンシップを終えるのは良くないです。
就職を強要しない
就職は本人の意思です。
プレッシャーを与えると自由な行動や判断が阻害されます。
業務外活動を押し付けない
慣れない環境でヘトヘトになっている方も多いです。授業や研究で時間が埋まっている方も多いです。
成果に乏しい場合、業務外の時間で勉強して欲しいかも知れませんが押しつけは出来ません。
現在の形でインターンシップを行っている理由
実践型なインターンシップになっている理由
「ここでしか得られないオンリーワンな体験は何だろう?」と考えた結果です。
企業によって行われている業務やビジネスへの考え方が異なります。
企業での業務経験であればオンリーワンな体験を提供できると考え、結果として実践・実務に寄りました。
タイムスケジュールが無い理由
最終日の発表などスケジュール軸を試してみた結果、毎回似た内容となり面白味が薄まったため毎回ユニークとする方針にしています。
例えば初日に「最終日に発表があります」と伝えると、最初から最後まで意識が発表会に向いてしまい、発表会のためのインターンシップになってしまいます。
インターンシップそのものに集中できるよう、決められたタイムスケジュールは出来るだけ設けないようにしています。
フルタイムを前提とした理由
社員と同じ1日の流れを出来る限り共有できるようにするためです。
朝から晩まで、オフィスを1日見るだけで会社や社会について少し理解できる事があると思います。
インターンシップ実施にあたり意識している事
学校の補助的な存在になれる関係を意識しています。
学校には「教育と知識」があります。インターンシップでは「実務経験と社会との繋がり」があります。
150名を超える長期インターンシップ参加者を受け入れてきた中で、学校の「教育と知識」、企業の「実務と社会」がお互いに補いあう関係が見えてきました。
企業・インターンシップ参加者・学校で双方向の関係性を大事にして行きたいと考えています。
インターンシップのメリットと参加者への期待
組織として実施するメリット
学生の考え方、価値観、志向性を取り入れる。
組織の多様性強化。
新卒採用の強化、事前の受け入れ態勢強化。
参加者へ期待すること
自分の価値を発揮して欲しい。
全てを完璧にではなく、得意な領域や成果を出せる点で、自分の価値を発揮して活躍してもらえればと思います。
目標を何か1つ達成して欲しい。
たくさんある目的の中で、どれか1つ達成できれば、それは良いインターンシップであったと言えると思います。
会社の魅力を伝えて欲しい。
会社に参加して活動する中で感じた魅力などあれば、友達や同期など知り合いへ伝えてもらえればと思います。
インターンシップ生の受け入れにより、組織の硬直化を予防し、次世代のイノベーションを受け入れる体制構築をスムーズに実現できています。
結果としてですが、私たちの開発組織として長期インターンシップの実施はとても大きな意味を持ちました。
少し迷う点への回答
インターンシップの再参加についてについて
再参加可能です。再度Googleフォームから応募してもらうか、既存の連絡方法からご連絡下さい。
知人を紹介して良いのか迷う
紹介は問題ありません。選考が簡略化されるなどなく、通常と同じ選考の流れとなります。
インターンシップ採用サイトを参照してもらい、応募フォーム(Googleフォーム)からの応募となります。
インターンシップで経験した内容をどこまで話をして良いのか?
別途コンプライアンス研修がありますので、その範疇に従って下さい。
汎用的な技術的な内容について、職場の雰囲気などは話をして問題ありません。例えばDockerを使っている、Ubuntuを使っているなどです。
顧客名やリリース予定、提供予定の機能、開発の具体的な目的や計画などはインサイダー情報になり得ます。必ず守秘義務を守っていただきます。
初日の流れ
インターンシップに参加して初日にどのような事を行うのか簡単に説明します。
PCのセットアップ・アカウントの設定
始めにノートPCが支給され、それを利用した入社オリエンテーションがあります。リモートの場合は個人PCから接続してもらい、リモート開発環境へ接続してもらいます。
PCが使えるようになった後は、メールアドレスとなるGoogle Workspacesなどインターンシップで利用するアカウントの初回ログインを行います。
働く上での説明・研修
インターンシップ就業にあたりの労務ルールやコンプライアンス研修を行います。
緊急時の連絡方法や急な学校行事によるスケジュールの変動があった場合の報告先など、毎日インターンシップに安心して参加するための説明・研修があります。
ウェルカムランチ
札幌オフィスに来られる方は、初日に歓迎の意味を込めて先輩社員1名か2名と一緒にウェルカムランチを行っています。
ウェルカムランチは会社が全員分を全額負担する独自の社内制度です。気兼ねなくご参加下さい。
プロジェクトのオリエンテーション
アサイン先プロジェクトから受け入れのオリエンテーションが行われます。プロジェクトの説明や開発環境を構築する手順書の共有など、インターンシップを始める準備です。
プロジェクト内での自己紹介
アサイン先のプロジェクトに参加している社員からの先に自己紹介があると思います。
新しく入社するスタッフの年齢・性別・学校などの個人情報はプライバシーの観点から採用人事の担当者以外には共有されていません。アサイン先のプロジェクトメンバーにも共有していません。
先輩社員から自己紹介を受けた後に、話せる範囲で自己紹介をお願いします。
フラットな関係性を構築するために、オフィス全員の前に立って入社の挨拶や、全体チャットでの入社の挨拶などは行いません。インターンシップ最終日も同じくです。
人と人との自然な関係性の中で、無理を感じない自己紹介や挨拶をお願いします。